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主体的、対話的、そして楽しそう!

6年生教室の横を通りかかると、子どもたちが机を集めて何やら話し合っていました。

机の上には国語の教科書が見えます。

黒板を見てみると、何をしているか分かりました。

国語の学習です。自分たちのまちがどのようになれば幸せなのかを考え、プレゼンするという活動です。

インターネットなどから情報を見つけ、ふるさと名取の未来について考え合っているところでした。

「自然豊かなまち」「公共施設が整備されたまち」など、子どもたちの目線で幸せになるポイントが出されています。

発表は来週とのこと。見に来たいと思います。

 

隣の教室でも、子どもたちが話し合いをしていました。

こちらは社会科の歴史の学習のようです。

何をしているか聞いてみました。

「織田信長」「豊臣秀吉」「徳川家康」3人の戦国武将の中で誰が最強!か決めるのだそうです。

クラスが3つに分かれて、選んだ武将の強みをまとめていました。

「家康は関ヶ原の合戦を勝ったから最強じゃない?」なんて声が聞こえてきます。

何を強さの視点に置くかが勝負の分かれ目のようです。

友達といろいろな視点から検討して、ぜひ説得力ある結論を期待していますよ。

 

現行の学習指導要領では、予測困難な時代に生きる子どもたちに、「主体的、対話的で深い学び」を通して「知識や技能」に加え、「思考力、表現力、判断力」や「学びに向かう力や人間性」を育むことが大切だとされています。

今回見た6年生の授業はまさにそれでした。

子どもたちが意欲的に課題に向き合い、友達と協力して分析、検討していました。

何よりも楽しそうに学習に向かっているのがうれしかったですね。